健康のために養命酒を始めようと考えている人にとって気になるのが「アルコールが含有されている」こと。
服用方法が1日3回、食前および就寝前に服用という用法用量なので日常的に日中を運転する仕事や生活を過ごしている人には悩ましい製品です。
私は毎日車移動の仕事ということもあって飲酒運転にならないかということが気になったので調べてみました。
運転は不可
薬用養命酒を飲んで運転すると飲酒運転になるのですか?
「薬用養命酒」は医薬品ですが、アルコール分が14%含まれています。
養命酒酒造
飲酒運転は法律で禁じられていますので、運転前の服用はお控えください。
養命酒のホームページを確認したところ運転はできないことが明記されていました。
また、福岡県薬剤師会のホームページの質疑応答にてさらに詳細に理由が説明されていたので紹介します。
薬用養命酒は第2類医薬品で、滋養強壮を目的に、通常、成人は1回20mL、1日3回、食前または就寝前に服用する。飲酒運転の罰則には、血中または呼気中のアルコール濃度が一定数値以上の状態で車を運転する「酒気帯び運転」と、数値に関係なく運転能力を欠く状態で運転する「酒酔い運転」がある。薬用養命酒はアルコール14vol%を含有し、規定量1回20mLの服用量では通常は「酒気帯び運転」の対象にはならないが、体調等により、少量の飲酒で「酒気帯び運転」に満たないアルコール量でも「酒酔い運転」に該当することがあるので、運転する場合には飲用を控える。
福岡県薬剤師会
一回の服用量では酒気帯び運転の対象にはならないそうですが、朝食と昼食の間隔によっては酒気帯び運転の対象量へなる可能性もある点に注意が必要です。
この説明を見るとやはり運転をする日の引用は控えたほうが無難と言えるでしょう。
夜に2回だけ飲んで効果はある?
日中は運転するので服用ができない。
ということで考えたのが夜だけ飲むという方法です。
養命酒の用法用量では食前と就寝前の4回のうち計3回服用すると記載されています。
つまり、帰宅してから運転しない夕食前と就寝前であれば毎日最低2回は服用できることになります。
休日に運転しない場合はきっちり3回服用できるのでそれなりに効果は期待できそうなもの。
添付文書を確認してみましたが具体的に服用間隔の指定はなかったので厳密に時間指定されているものではないようです。
養命酒は医療用医薬品ではなくあくまでも一般用医薬品なので半減期などの記載もないので判断しかねる点ではあります。
黄帝酒という選択肢もアリ
用法用量を守れないことによる効果不足が気になる人は、佐藤製薬が販売している薬用酒である黄帝酒の方が有力な選択肢となるかもしれません。
その理由としては黄帝酒の用法容量が1日1~2 回である点にあります。
この用法用量はまさに日常的に運転するドライバーが思い描いていたもの。
夕食前と就寝前の2回の服用も推奨されているので安心して服用でき、十分な効果が得られることも期待できます。
そこで気になってくるのが養命酒との価格の違いです。
養命酒では一日3回服用した場合、1ヶ月で44円×3回×31回×1.10(消費税)=4501.2円かかります。
一方、黄帝酒は1日一回10ml服用した場合で3300円/280ml (1本)× 10 ml × 31日 × 1.10(消費税)=4018円になります。
一本あたりの単価は養命酒の方が安いのですが1ヶ月あたりのコストを計算すると黄帝酒の方が安くなるということがわかりました。
我々ドライバーにとって服用タイミングの都合がよく、お財布にも優しい黄帝酒はベストな選択肢であると言えるのではないでしょうか。
Amazonや楽天市場では黄帝酒が定価よりも1000円以上安く販売されていたのでドラッグストアよりもAmazonで購入した方がお得に始めることができるので必見です。
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