4月に入ってから仕事が忙しくなりなかなか時間が取れず久しぶりの更新となりました。
さて、最近1歳になった娘のあくびをしている姿を見て何故眠くなるとあくびをするのか気になるようになりました。
赤ちゃんの頃から誰に教えられたわけでもないのにあくびをする不思議。
一体どのような理屈で私たちがあくびをしているのか気になったので調べてみました。
あくびをする理由
あぐびのメカニズム
もともと、脳という器官は非常に“大食漢”で、体重の半分の重さをもつ筋肉と同じくらいのエネルギー(成人男子で一日約500kcal)を消費します。さらに、脳には全身の血液の20%が流れ、呼吸によって取り入れた酸素の20~25%を消費しています。
このように、脳は多量の酸素を必要とするため、周囲の空気中に酸素が不足した場合や、血液から運ばれてくる酸素の量だけでは足りなくなる場合があります。
そんなとき脳は、強制的に酸素を取り入れようと反射を起こします。
それがつまり、あくびです。
あくびは、酸欠状態になった脳に、大量に酸素を取り入れ補給するための、一種の深呼吸といえます。
退屈なときや眠いとき、また疲れや緊張しているときなど、あくびをするケースはさまざまですが、これも脳の酸素不足によって起こる一種の反射なのす。
ところで、あくびは口を大きく開ける動作をしますが、これにも理由があります。
大きく口を開けるときに最も使うのは、咬筋(こうきん)とよばれる咀嚼筋(そしゃくきん)の一種です。
この咬筋が強く引き伸ばされることによって、それが刺激として脳に伝わります。
いわば顔面のストレッチ効果で、脳の覚醒を促がす働きをするのです。
あくびというと、一般的には間の抜けた仕草に見られがちでが、脳を活性化するという重要な働きがあるといえるでしよう。
北野クリニック
いつものように医師が執筆しているソースから引用したものが上記です。
私たちがあくびをするのは脳への酸素が足りていないからだったんですね。
あくびをして少し目が覚める理由まで判明してスッキリしました。
何気ない日常の動作にもしっかり意味はあるんだなぁ。
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