納豆を食べているときにふと、からしがなぜ黄色なのか疑問に思う瞬間がありました。
この辛味は唐辛子由来なのであれば黄色ではなく赤色になりそうなもの。
でも待てよ、からしの原料はそもそも唐辛子なのか?という疑問。
今までの人生でからしの原料を気にしたことがなかったのでよくよく考えてみると知りません。
からしの黄色はどこからきているのでしょうか。
気になったので調べてみました。
からしは唐辛子から作られていない
セイヨウカラシナの種子を粉末にした「粉からし」を水またはぬるま湯で練って作られるもので、通常はそれ以外の成分を含まない。日本で単にからしと言う場合には、主に和がらしを指す事が多い。
なお、日本語では「和」がらしと日本固有の食材であるかのように呼称するが、カラシナはもともと中央アジア原産の植物であり、香辛料としてのからしもインドや中国を経由して日本に伝わったものであると言われている。日本以外の国では和がらしと同種のものがオリエンタルマスタード、チャイニーズマスタードなどの名称で販売されており、風味や辛さもほぼ同じである。
Wikipadia
からしの原料について調べてみたところ、原料が唐辛子ではないということが判明しました。
唐辛子をマイルドにしたものだと思っていたので個人的にはかなりの衝撃です。
からしの原料はセイヨウカラシナという植物の種子だそうです。
セイヨウカラシナとは
こちらは拾い画像ですがセイヨウカラシナの写真です。
アブラナ科に属している植物なのでなんとなく河原で見かけたことがあるような気がしますよね。
からしの原料になる種子はこのような形状をしています。
調べてみるとセイヨウカラシナの種子はからしだけでなくマスタードの原料にもなっているとのこと。
そう言われてみるとマスタードの粒々に見えないこともないので一つ勉強になります。
「セイヨウ」の名の通り元々はあちらの方で加工されていたのがからしのルーツなのでしょう。
写真を見ていてさらに私が気になったのは種子が入っていたであろう鞘の部分。
なんとなく見覚えがありませんか?
そう、河原で見たことあるやつ!
これセイヨウカラシナの鞘だったんですね。
身近な河原にからしやマスタードの原料があるとは知りませんでした。
いつの季節かわかりませんが河原でみかけたら自作のマスタードを作ってみようかな。
まさかからしの色からこんなに身近な植物に辿り着くと思わなかったので勉強になりました。
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