先日、10ヶ月の娘に離乳食を食べさせている際に海外の赤ちゃんが何を食べるのか気になりました。
日本やアジア圏はお米が主食なのでお粥を食べさせていますが、欧米ではパンになるのでしょうか。
また、野菜を食べさせる際に出汁で煮たりしていますがそもそも海外に出汁の文化があるのかすら不明です。
そこで、気になったので調べてみることにしました。
アメリカの離乳食
ライスシリアル

アメリカでは離乳食にライスシリアルというものを与えることが多いようでした。
パッケージのイラストを見ると日本の10倍粥に似ていますよね。
和光堂のお湯で溶かすタイプの米がゆとほとんど変わらなさそうな印象でした。
オートミールシリアル

アメリカではライスシリアル同様にえん麦でできたオートミールのシリアルもよく与えられているようです。
ライスシリアルと違ってオートミールシリアルの方が海外感が強いですよね。
タンパク質やミネラル、食物繊維が豊富な食べ物で離乳食の中期以降から食べさせることができるようです。
オートミールシリアルは日本のメーカーからも販売されているので気になる人は検討してみてはいかがでしょうか。
(オートミールについての参考HP:Cozure )
野菜や果物は瓶詰めの既製品が主流

アメリカでは主食以外の食材についても既製品を使うことが多いようです。
働いている母親が多いので時間的に手作りする余裕がないことに加えて、既製品を使用した方が食材のロスも少なく時短にも繋がるので合理的であるという点も理由としてあるようです。
こういった文化の違いを見ていると日本の母親は手作りで離乳食を作ってマメですごいなと思いますよね。
ちなみにですが海外のスーパーではどこに行っても写真のような瓶詰めの離乳食が豊富に陳列されているらしいです。
日本のスーパーの離乳食はほとんどお湯で戻すタイプかつバリエーションが少ないので羨ましいですね。
(参考:TheUSLife様)
ヨーロッパの離乳食

ヨーロッパでは日本とは違って離乳食の初期にお米などの穀物ではなく、野菜や果物のペーストを与えることが一般的だそうです。
お米などの穀物は消化が悪いということで野菜の後に食べさせることが多いようでした。


また、日本では考えられないような離乳食があるという点も興味をそそられました。
ボロネーゼやお米と人参と仔牛をペースト上にしたものが4ヶ月から食べることができるというので驚きました。
食塩や砂糖は不使用とのことですがこれらの料理を離乳食にするという発想が面白いですよね。
ヨーロッパでもアメリカ同様に離乳食を手作りする人は少ないようでした。
(参考:Eat Sleep Travel様)
アフリカの離乳食

アフリカの国の一つであるガーナではKOKOという食べ物が離乳食として伝統的に赤ちゃんに与えられているようです。
KOKOは発酵コーンをお粥にしたものですがエネルギーやタンパク質が不足していることから子供の成長が遅れる一因となっています。
そこでこの問題を解決すべく味の素社が必要な栄養素を添加して栄養バランスを改善する「KOKO Plus」というサプリメントを開発し販売しているようです。
(参考:味の素)