コロナ後遺症で脱毛するのはなぜ?理由を調べてみた

昨年より世界的に流行が続いている新型コロナウイルス感染症-Covid-19。

この1年間で集積された知見の中では60歳未満の致死率がそこまで高くない疾患であることがわかっています。

後遺症に関してもある程度知られていて、自覚症状の一つでもある味覚障害は多くの人が知るところでしょう。

味覚障害以外で注目される後遺症の中に脱毛があります。

今となってはよく聞く後遺症の一つなので聞き流していましたが、なぜCOVID -19に罹患すると髪の毛が抜けるのかということが気になってきました。

そこで、コロナ後遺症で脱毛する理由を調べてみたので共有したいと思います。

COVID-19による薄毛の原因

実は、新型コロナウイルス感染症によって薄毛を引き起こす原因は現時点ではわかっていません。

医学的に考えられるのは、

①コロナウイルス感染症では微小循環(血流)が阻害されることがわかっています、それにより頭皮も循環不全に陥っている。

②コロナウイルス感染症では、免疫機構の暴走(サイトカインストーム)が起こるとされれいます、その免疫機構の暴走が円形脱毛症のごとく毛母細胞を攻撃する。

上記のような原因が考えられます。がこれは仮説であり検証が必要です。

新宿AGAクリニック

そもそもある程度、体力を消耗する(発熱する)感染症にかかった後というのは髪が抜けやすくなるのは普通のことであります。

それは新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザ、肺炎などでも同様です。これらは休止期脱毛症と呼ばれ、成長期毛が通常を超える範囲で多量に抜けるのが特徴です。

そのほか、大きな外傷、出血、手術を伴う場合、急速なダイエット、出産などによっても休止期脱毛症が起こることがあります。

これらの休止期脱毛症は、原因となっている出来事から、脱毛を自覚するまで2−3ヶ月かかる場合がありますので、どうして病気は治ったのに・・・と感じることが多いでしょう。

はなふさ皮膚科

Covid-19の後遺症としての脱毛に関しては諸説あるようです。

ざっと検索してみるとマスコミ系の記事ばかり引っかかりましたがそれらは医療系の情報源としての信頼度が個人的に低いので除外。

Drが執筆しているであろうクリニックのホームページに焦点を当てて集めた情報がこれらになります。

薄毛専門のクリニックである新宿AGA(男性型脱毛症)クリニックは原因未解明と紹介していますが、皮膚科クリニックでは休止脱毛症であると紹介されています。

これらの情報を一見すると休止期脱毛症が有力に思えたのでさらに調べてみることにしました。

休止脱毛症とは

休止期脱毛症はヘアサイクルのうち「休止期」の期間が通常より長くなることで発症します。

ヘアサイクルが休止期に入って髪の毛が抜けた後に次の成長期になかなか入らず新しい髪の毛が生えてこないことによって頭部全体の毛髪の量が減ってしまい薄毛となるという病態です。

これだけではなんぞやとなると思うので下記も合わせてご一読ください。

脱毛は、脱毛症とも呼ばれ、体のあらゆる部位に生じます。頭皮に起きる脱毛は禿頭(とくとう)と呼ばれます。脱毛は美容上の理由でしばしば大きな問題となりますが、全身の病気(全身性疾患)の徴候である可能性もあります。

毛髪の成長には周期があります(毛髪の成長の概要も参照)。各周期は次の段階から構成されます。

・長い成長段階(成長期):持続期間は2~6年間

・短い移行段階(退行期):持続期間は3週間

・短い休止段階(休止期):持続期間は2~3カ月間

休止期の終わりになると、その毛髪は抜け落ち(脱毛期)、新しい毛髪が毛包の中で成長を始めて新たな周期が始まります。正常であれば、毎日50~100本程度の頭髪が休止期の終わりを迎え、頭皮から抜け落ちていきます。

脱毛に至る毛周期の病気としては、以下のものがあります。

成長期脱毛:毛髪の成長期の乱れによって成長期毛が失われる

休止期脱毛:1日当たり100本以上の多くの毛髪が休止期に入る

ときに脱毛は、限局性(頭皮の一部分に限定している場合)とびまん性(広い範囲に生じている場合)に分類されます。脱毛は瘢痕化がみられるかどうかでも分類されます。

MSDマニュアル家庭版

休止期脱毛についてはこれでなんとなく雰囲気は掴めたのではないでしょうか。

次の髪の毛の成長期に入るまで一時的に薄毛になってしまうという病気のようですね。

休止期脱毛になる原因は色々ありますが、Covid-19罹患と関連する原因としては高熱やストレスがあげられます。

これらの影響によって髪の毛が抜けるようですね。

休止期脱毛症の治療

休止期脱毛の治療方法は原因によって異なるものの調べてみるとある程度は確立されているようでした。

主な治療方法である薬物療法ではミノキシジルという薄毛に無縁の私でも聞いたことのある成分が用いられているようです。

とりあえずはCovid-19に罹患して後遺症として脱毛を発症した場合は皮膚科やAGAクリニックを受診して適切な処方薬を服用することで早期の改善は見込めそなことが分かったのであまりCovid-19に怯えすぎずに済みそうです。

怯えることもストレスの一つなので自分にできる感染対策を行なってCovid-19を意識しすぎずに過ごすことが重要であると言えるかもしれません。

手指の消毒を徹底した感染予防に努めましょう。

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